脳の外来
見逃さないで!
脳からのSOS
脳卒中は、少しずつ進行して「ある日突然」発症する症状です
脳は人生のすべてをコントロールしていると言っても過言ではありません。
「まだ若いから」「歳だけど自分は大丈夫」その自己判断が脳のリスクを見逃します。
脳卒中は、少しずつ進行して「ある日突然」発症する症状であるため、どの世代も「些細なサイン」を放置しないことが未来を守ります。
「頭が痛い」「めまいがする」などの気になる症状があれば、脳の外来にお越しください。
脳腫瘍も少しずつ大きくなるものが多いです。
腫瘍が大きくなると「慢性的な頭痛」「吐き気」「手足のしびれ」「視力低下」などが現れます(※)
(※)重要な神経や機能が集中している場所にできると、腫瘍が小さいうちでも症状が現れる方がおられます。


名古屋市内に数ヶ所のみ
日本脳ドック学会認定施設
野々村クリニックは、地域密着型の「かかりつけ内科」でありながら「脳の専門クリニック」でもあります。
- 専門医が常駐していること
- 症状が出ていない病変を検出する読影技術があること
- 多くの症例があること
- 結果説明やフォローが的確であること
が認められ、日本脳ドック学会認定施設(外部サイト)に選ばれております。
予防から術後フォローまでのワンストップ医療が野々村クリニックの強みです。
専門医 3名による
トリプルチェック体制 + AI技術


豊富な臨床経験に基づいた読影を行っています
2名の脳神経外科医(野々村・長久)は、大学病院で多くの脳外科手術に携わって参りました。
現場での経験が、現在の診療や診断に役立っています。常に読影技術の向上に努め、医師仲間たちとも積極的に意見交換をしています。
撮影したMRI・MRA画像は、必ず2名(野々村・長久)でダブルチェックを行います。
さらに、藤田医科大学放射線科講師の真木浩行医師も加わり、計3名の専門医によるトリプルチェック体制も確立しました。
地方公共団体や企業との連携により年間数百件規模の脳ドックも実施。日々読影の精度も高めています。今後も脳を専門とする医師、大学病院、基幹病院との連携・情報共有を密に行って参ります。
● 医師同士の繋がり
今まさに脳卒中が起こっている、または前触れ(予兆)の場合は、速やかに大学病院や基幹病院へ紹介いたします。
AI技術「AiCE」を搭載
MRI機器に、キヤノンが開発したAI技術を用いた画像最適化処理(AiCE)を搭載し、検査時間の大幅な短縮と、飛躍的な高画質化を両立。これまで以上に精密かつ身体に優しい検査を行っています。
● AI技術「AiCE」のエビデンス
ノイズ成分と信号成分を識別する処理を用い、空間分解能を維持したままノイズを選択的に除去することが可能で、MRI機器がもっている時間分解能を最大限に引き出しながら、高いノイズ低減効果を得ることができます。
低コントラスト領域においても、粒状性を維持しながら高いノイズ低減効果が得られ、低線量領域でも安定した画質向上を実現しています。
より詳しい情報は、キャノンメディカルシステムズ株式会社(外部サイト)をご覧ください。
3タイプの脳卒中
「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」とは?
脳卒中は、「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」の3つに分類されます。
脳卒中により脳の大切な機能がどんどん破壊されて、麻痺や言語障害・意識障害などの症状が出現するため、一刻も早い処置が必要です。
「頭が痛い」「めまいがする」などの症状があれば、検査を受けることが大切です。脳卒中だけでなく、脳腫瘍や認知症の早期診断も可能です。
- 脳梗塞 血管が詰まり、片側の顔がゆがむ、言葉がもつれる、片側の手足がしびれる・力が入らない等の症状が起こります。
- 脳出血 血管が破れて脳内に出血し、突然の頭痛、片側の手足の麻痺・しびれ、言葉がもつれる等の症状が起こります。
- クモ膜下出血 脳を包む膜の隙間に出血し、これまで経験したことのないような激しい頭痛、吐き気・嘔吐、意識もうろう等の症状が起こります。
どんな検査をするの?
MRI検査・MRA検査
MRI検査は「脳全体」を視覚化して、
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)の潜在
- 認知症の進行を示す「脳の萎縮」
などの早期診断が可能です。
MRA検査は「脳の血管の細部まで」を視覚化して、
- 脳梗塞の原因になる「動脈の狭窄」
- クモ膜下出血の原因となる「未破裂脳動脈瘤」
などの早期診断が可能です。
どちらも放射線被曝のない安全な検査です。「頭が痛い」「めまいがする」などの症状があれば保険診療となります。まずは診察にお越しください。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「6つのコース」をご用意しています。
頸部(首)の超音波検査


脳疾患と生活習慣の関わりは非常に深く、特に三大生活習慣病の「高血圧症」「糖尿病」「高脂血症」については脳卒中に深く関わりがあります。
首の血管状態=全身の血管状態であるため、頸部(首)の超音波検査により脳梗塞につながる動脈硬化の進行具合を推測できます。
生活習慣病の早期診断に大変有益な検査です。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「頸動脈超音波検査付きコース」をご用意しています。
MRI検査で脳の萎縮を早期確認!


医療技術の発達により特に難しいと言われる早期のアルツハイマー型認知症の異変も抽出できるようになってきました。
当院では脳神経外科の視点から、
- MMSEなどの認知機能検査
- MRI機器での精密検査
を実施しています。
MRI検査には「脳萎縮評価支援システム(VSRAD/ブイエスラド)」を導入し、脳の萎縮度を客観的に評価しています。詳しくは認知症外来のページでご説明しています。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「認知症検査付きコース」をご用意しています。
MRI検査の流れ
被曝リスクのない安全な検査です
-
1 診察
「頭が痛い」「めまいがする」などの気になる症状があれば、まずは診察へお越しください。
なお、症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)にて、さまざまな健診メニューをご案内しています。 -
2 検査前
検査可能かどうかをチェックシート[PDF]で確認します。
引っ掛かる項目はご自身で判断せずに、まずはご相談ください。
プライベートな秘密(カツラ・入れ歯・タトゥー・体内埋込型の機器等)が大きな事故に繋がることがあります。検査技師がお気持ちに寄り添いますので、必ず事前にお伝えください。 -
3 検査前日
ご本人様へ確認のお電話を差し上げる場合がございますので、予めご了承ください。
※確認事項がなければお電話差し上げることはありません。 -
4 検査当日
検査自体は40分程度です。
痛みもなく横になっているだけですが、暗く狭いところが苦手であったり、プライベートの秘密があったりと不安はつきものです。
どんな場合も検査技師がお気持ちに寄り添いますので、その点はご安心ください。 -
5 検査結果
撮影したMRI・MRA画像を元に、専門医3名によるトリプルチェックを行います。わかりやすく丁寧な説明を心掛けております。
異常が見つかった場合はこちら
異常が見つかったら
「緊急処置」または「経過観察」となります。
緊急を要する場合
今まさに脳卒中が起こっている、または前触れ(予兆)の場合は、速やかに大学病院や基幹病院へ紹介いたします。
野々村クリニックは、地域の基幹病院や大学病院との強力な連携を「長年」かけて築いております。
経過観察の場合
血管が詰まったり破れたりする前なら、生活習慣の改善・お薬での予防・計画的な手術が可能です。
- 脳卒中の危険因子(高血圧・糖尿病・高脂血症・心疾患・タバコなど)を避ける生活指導を行いながら、血管や脳の経過観察を行います。
- 血管の動脈硬化が進行していれば、血栓を出来にくくする薬で予防したり、小さな脳動脈瘤(クモ膜下出血の原因となるコブ)が成長してきたら手術も視野に入れます。
脳疾患の後遺症をサポート
術後のリハビリ
回復期リハビリ
近年、脳疾患での入院期間が短くなっているため、退院後のリハビリテーションをいかに継続するかが大切です。
脳に関わる後遺症は引き続き、脳の専門クリニックに診てほしいという患者さまからの要望が多いため、リハビリテーション科・心療内科も標榜し、しっかりとお支えする体制を整えています。
野々村クリニックでは、脳の状態と血圧などの身体状態に合わせたプランを策定しています。患者さまのかつての日常を取り戻すことが出来たなら最高といえます。
精神的なサポート
後遺症が残ってしまった場合、ほとんどの患者さまは落胆したり自暴自棄になります。心療内科も標榜し、患者さまのお気持ちに寄り添った回復期リハビリを行っています。
八事病院/まつかげシニアホスピタル/精治寮病院/笠寺精治寮病院の精神科専門医とも連携し、脳疾患後の精神科的ケアまでカバーする体制を整えています。
認知症や寝たきり予防のリハビリも行っています。
「歩けること」「痛みが少ないこと」に重点をおいたリハビリを行うことで、転倒リスクや痛みが軽減されると共に活動量が向上し、結果としてより充実した日常生活を過ごすことが可能となった患者さまが多くおられます。経験豊富なスタッフが運動療法をサポートしています。
MRI検査について
よくある質問
Q 脳の検査を受けたいです。
軽いめまいと頭痛が少し。どの検査を受ければ良いでしょうか?
A 少しでも症状があれば、「診察」にお越しください。診察のうえ、適切な検査(症状があるため保険適用)を行います。
Q 脳の検査を受けたいです。
気になる症状はありません。どの検査を受ければ良いでしょうか?
A 症状がなければ、脳ドック(自費)をご用意しています。
Q 検査中に痛みはありますか?
A MRI検査は強力な磁石と電波を使って頭の中を撮影する検査ですので、痛みは全くありません。ベッドの上に横になっていただくだけで終了します。
Q 心臓ペースメーカーを使用していますが、MRI検査を受けられますか?
A 強力な磁場によってペースメーカーが誤作動を起こす危険性があるため、原則として当院ではMRI検査をお受けいただくことができません。ただし、MRI対応型のペースメーカーをご使用の場合など、条件によっては検査可能なケースもございますので、必ず事前に主治医および当院へご相談ください。
Q MRI検査前に、食事や運動の制限はありますか?
A 通常の脳MRI検査や脳ドックであれば、事前の食事制限や運動制限は特にありません。普段通りにお過ごしいただいて大丈夫です。
Q 検査中に聞こえる「ガンガン」という大きな音は何ですか?
A MRIは磁場を高速で切り替えながら撮影を行っており、その際に装置内の金属製コイルが振動して「ガンガン」「トントン」といった大きな音が発生します。検査中は耳栓やヘッドホンを装着していただき、少しでも音が和らぐように対策をしておりますのでご安心ください。
Q メイクやアイラインをしたまま検査を受けられますか?
A アイメイク(マスカラ、アイライン、アイシャドウなど)には金属成分が含まれていることがあり、画像が乱れたり、目の周辺が熱を持ったりする危険性があります。検査当日はアイメイクを控えてご来院いただくか、検査前に落としていただくようお願いします。
Q カツラやウィッグ、増毛パウダーはそのまま使用して大丈夫ですか?
A カツラやウィッグには金属製の留め具が使われていることが多いため、検査前に外していただきます。また、増毛パウダー(ふりかけタイプ)には微小な鉄分が含まれていることがあり、機器の故障や火傷の恐れがあるため、検査前には必ずしっかりと洗い落としてご来院ください。
Q 歯のインプラントや矯正器具をしていても検査を受けられますか?
A インプラントは基本的にチタン製のため検査可能な場合が多いですが、念のため事前にかかりつけの歯科医師へ「MRI検査が可能か」をご確認ください。取り外し可能な歯列矯正器具(マウスピースなど)は検査前に外していただきます。固定式の金属製器具は、画像に乱れが生じる場合があります。
Q 閉所恐怖症ですが、MRI検査を受けられますか?
A MRIの装置の中は狭いため、ご不安に感じる方もいらっしゃいます。当院では少しでもリラックスしていただけるよう、検査中にお声掛けをするなどの配慮をしております。ご不安な場合は、事前にスタッフへお気軽にご相談ください。どうしてもご気分が優れない場合は、途中で検査を中止することも可能です。
Q タトゥーやアートメイクをしていますが、検査を受けられますか?
A タトゥーやアートメイクのインクには微量の金属成分が含まれていることがあり、MRIの磁場に反応して火傷を起こしたり、画像が乱れたりする恐れがあります。事前の問診で必ずスタッフへお知らせください。検査中に熱さや違和感を感じた場合は、お渡しするブザーですぐにお知らせいただくようお願いしております。
Q 検査が恥ずかしいです。カツラを外したくありません。
A お気持ちはよく分かります。しかし、安全で正確な検査を行うため、金属が含まれる可能性のあるカツラやウィッグは必ず外していただく必要がございます。プライバシーには十分配慮し、検査室に入る直前に外していただき、検査後すぐに着用できるようスタッフがサポートいたしますので、どうかご安心ください。
Q 画像は必ず医師3名でチェックしているのですか?
A 当院では、見落としや誤診を防ぐため、3名の医師によるトリプルチェック体制をとっています。(当日不在の場合は、後日改めて確認を行いますのでご安心ください。)
院内において「セカンドオピニオン」さらには「サードオピニオン」を行うことにより、より客観的で正確な診断につなげています。
最新のAI画像診断も補助として活用していますが、最終決定は医師が責任を持って診断します。
特に手術に関しては、患者さまのお体への負担も考慮し、「手術すべきか」「経過観察でよいか」を慎重に見極める必要があります。多角的な視点から「患者さまにとっての最善」を導き出します。