脳の外来
見逃さないで!
脳からのSOS
脳卒中は、少しずつ進行して「ある日突然」発症する症状です
脳は人生のすべてをコントロールしていると言っても過言ではありません。
「まだ若いから」「歳だけど自分は大丈夫」その自己判断が脳のリスクを見逃します。
脳卒中は、少しずつ進行して「ある日突然」発症する症状であるため、どの世代も「些細なサイン」を放置しないことが未来を守ります。
「頭が痛い」「めまいがする」などの気になる症状があれば、脳の外来にお越しください。
脳腫瘍も少しずつ大きくなるものが多いです。
腫瘍が大きくなると「慢性的な頭痛」「吐き気」「手足のしびれ」「視力低下」などが現れます(※)
(※)重要な神経や機能が集中している場所にできると、腫瘍が小さいうちでも症状が現れる方がおられます。


3タイプの脳卒中
「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」とは?
脳卒中は、「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」の3つに分類されます。
脳卒中により脳の大切な機能がどんどん破壊されて、麻痺や言語障害・意識障害などの症状が出現するため、一刻も早い処置が必要です。
「頭が痛い」「めまいがする」などの症状があれば、検査を受けることが大切です。脳卒中だけでなく、脳腫瘍や認知症の早期診断も可能です。
- 脳梗塞 血管が詰まり、片側の顔がゆがむ、言葉がもつれる、片側の手足がしびれる・力が入らない等の症状が起こります。
- 脳出血 血管が破れて脳内に出血し、突然の頭痛、片側の手足の麻痺・しびれ、言葉がもつれる等の症状が起こります。
- クモ膜下出血 脳を包む膜の隙間に出血し、これまで経験したことのないような激しい頭痛、吐き気・嘔吐、意識もうろう等の症状が起こります。
どんな検査をするの?
MRI検査・MRA検査
MRI検査は「脳全体」を視覚化して、
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)の潜在
- 認知症の進行を示す「脳の萎縮」
などの早期診断が可能です。
MRA検査は「脳の血管の細部まで」を視覚化して、
- 脳梗塞の原因になる「動脈の狭窄」
- クモ膜下出血の原因となる「未破裂脳動脈瘤」
などの早期診断が可能です。
どちらも放射線被曝のない安全な検査です。「頭が痛い」「めまいがする」などの症状があれば保険診療となります。まずは診察にお越しください。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「6つのコース」をご用意しています。
頸部(首)の超音波検査


脳疾患と生活習慣の関わりは非常に深く、特に三大生活習慣病の「高血圧症」「糖尿病」「高脂血症」については脳卒中に深く関わりがあります。
首の血管状態=全身の血管状態であるため、頸部(首)の超音波検査により脳梗塞につながる動脈硬化の進行具合を推測できます。
生活習慣病の早期診断に大変有益な検査です。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「頸動脈超音波検査付きコース」をご用意しています。
MRI検査で脳の萎縮を早期確認!


医療技術の発達により特に難しいと言われる早期のアルツハイマー型認知症の異変も抽出できるようになってきました。
当院では脳神経外科の視点から、
- MMSEなどの認知機能検査
- MRI機器での精密検査
を実施しています。
MRI検査には「脳萎縮評価支援システム(VSRAD/ブイエスラド)」を導入し、脳の萎縮度を客観的に評価しています。詳しくは認知症外来のページでご説明しています。
症状が無ければ、脳ドック特設サイト(自費)で「認知症検査付きコース」をご用意しています。
異常が見つかったら
「緊急処置」または「経過観察」となります。
緊急を要する場合
今まさに脳卒中が起こっている、または前触れ(予兆)の場合は、速やかに大学病院や基幹病院へ紹介いたします。
野々村クリニックは、地域の基幹病院や大学病院との強力な連携を「長年」かけて築いております。
経過観察の場合
血管が詰まったり破れたりする前なら、生活習慣の改善・お薬での予防・計画的な手術が可能です。
- 脳卒中の危険因子(高血圧・糖尿病・高脂血症・心疾患・タバコなど)を避ける生活指導を行いながら、血管や脳の経過観察を行います。
- 血管の動脈硬化が進行していれば、血栓を出来にくくする薬で予防したり、小さな脳動脈瘤(クモ膜下出血の原因となるコブ)が成長してきたら手術も視野に入れます。
脳疾患の後遺症をサポート
術後のリハビリ
回復期リハビリ
近年、脳疾患での入院期間が短くなっているため、退院後のリハビリテーションをいかに継続するかが大切です。
脳に関わる後遺症は引き続き、脳の専門クリニックに診てほしいという患者さまからの要望が多いため、リハビリテーション科・心療内科も標榜し、しっかりとお支えする体制を整えています。
野々村クリニックでは、脳の状態と血圧などの身体状態に合わせたプランを策定しています。患者さまのかつての日常を取り戻すことが出来たなら最高といえます。
精神的なサポート
後遺症が残ってしまった場合、ほとんどの患者さまは落胆したり自暴自棄になります。心療内科も標榜し、患者さまのお気持ちに寄り添った回復期リハビリを行っています。
八事病院/まつかげシニアホスピタル/精治寮病院/笠寺精治寮病院の精神科専門医とも連携し、脳疾患後の精神科的ケアまでカバーする体制を整えています。
認知症や寝たきり予防のリハビリも行っています。
「歩けること」「痛みが少ないこと」に重点をおいたリハビリを行うことで、転倒リスクや痛みが軽減されると共に活動量が向上し、結果としてより充実した日常生活を過ごすことが可能となった患者さまが多くおられます。経験豊富なスタッフが運動療法をサポートしています。